宇宙兄弟の名言

宇宙兄弟の名言・名セリフや個人的に好きなシーンと感想[8巻]

どーも、Laurel(ローレル)です。

宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の9回目です。今回の8巻でいよいよ六太の合否が明らかになります。一足先に合格したケンジに続き、せりかや六太はどうなるのか?

それでは、早速見てみましょう。

その前に、[7巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!

宇宙兄弟8巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想

#69 伊東せりか「生きててほしかった…!」

生きててほしかった…! お父さんに…見ててほしかった…! 私が…宇宙に飛び出す瞬間を…見ててほしかった…! お父さん…! 私…宇宙に行けるんだよ!

[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 8巻 69話/講談社]

このシーンは本当に悲しくて泣けます。いや、合格しておめでたい場面なんですが、お父さんの病気を治すという目的を達成できないせりかの気持ちが痛いほど分かるだけに、余計に切ないです。

お父さんが難病になってしまって、それを治すため医者になり宇宙飛行士になれたせりかはやっぱり優秀なんだと再確認できます。

#71 南波真弓「♪風のォ~ 風のワッショイ♪」

♪風のォ~ 風のワッショイ~ 西からワッショイ~ 気まぐれワッショイ今度は~ 北からワッショイ~ ワッショイワッショイ…♪

[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 8巻 71話/講談社]

この「風のワッショイ」は漫画で読んだ時は「いつもの南波母」というぐらいの感想しか持たなかったのですが、アニメでこの歌を初めて聴いた時は衝撃を受けました!

  • メロディーが付くとこんなにも化けるのかと!
  • 一度聴いたら中毒になること間違いない!
  • 何かのきっかけで思い出すと聴かずにはいられない!

そんな破壊力が抜群の曲です。

と、文字で説明しても私のつたない説明では、この曲の魅力は伝わらないので、ぜひアニメを見て確認してみてください。

それからこの曲というかこのシーンの真骨頂は、六太の進路が決定する最終試験の合否の電話待ちという非常に緊張する状況で歌っているという点です。頭の中でぐるぐる再生しているのでしょう、かかってきた電話に思わず「ワッショイ!」と言ってしまう六太。面白すぎます。

#71 星加正「モジャ君、いや…南波六太君…」

モジャ君、いや…南波六太君 我々JAXAは君を…君を宇宙飛行士として迎えます

[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 8巻 71話/講談社]

風のワッショイから続くこの合否を伝えるシーンは、風のワッショイとの落差を差し引いてもとても感動しますねえ、本当に。何回漫画を読んでも何回アニメを見てもうるうるしますよ。

現役宇宙飛行士による最終試験の合格を伝える星加さんも昔のことが頭をよぎり、嬉しさもひとしおでしょう。六太と仕事がしたいと言っていたことがようやく叶う瞬間でもあります。

2次審査の合格時、六太はNASAの廊下で飛び跳ねて喜んでいましたが、今回は星加さんと握手して込み上げてくるものを抑えるように静かに合格をかみしめているようでした。

#73 南波六太「日々人…お前はいつ実感した?…」

日々人…お前はいつ実感した? 自分が宇宙飛行士に選ばれたってことを 合格の電話があった時か? それとも記者会見でフラッシュを浴びた時か? 俺は飲み屋のトイレで友がくれた11件目のメールを読んだ時だ

[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 8巻 73話/講談社]

やっさんのこの11通目のメールの内容もいいですね!最初にチンパンジーの画像を添付したのは照れ隠しかと思います(笑)。

おそらく初めて六太に本音を語ったのではないでしょうか。自分が選んだ二人(新田と六太)とせりかまで選ばれて、絶対自分も宇宙に行くと熱く宣言しています!

そんな熱いメールを読んで、六太は宇宙飛行士に選ばれたとようやく実感しました。やっさんからのメールは一番嬉しかったはずですよね。どんな返信したのかも気になります。

#74 茄子田シゲオ「人という字はァ人と人が互いに…」

「人という字はァ人と人が互いに支え合って生きている!」ってね えー昔の偉い先生が言っていました しかし私は学生の頃これに疑問をいだいておりました みなさんも一度は思った事でしょう(以下、略)

[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 8巻 74話/講談社]

このシーンも何度も見てしまう大好きなシーンです。もちろん漫画でも茄子田理事長自身と挨拶の内容も魅力的なんですが、ここは長いセリフということもあってアニメで見るとさらに引き込まれます!

「人」という漢字について「どォ~みてもこっち(短い方)の負担の方が大きい」という茄子田説にポカーンとする一同ですが、「全力で支える覚悟です!」と結んだ挨拶が見事に決まりました!茄子田理事長は、ただの面白おかしいおじさんではなく、決めるところはきちんと決める魅力のある人物であることが分かるシーンです。

アニメの場合、声優の青山譲さんの威力もあってさらに面白くなっていますよ。「おめでとう」が「のめでとう」だったり、「わたくし」が「なたくし」だったりします(笑)。

まとめ

この8巻は、南波母と茄子田理事長という個性の強いキャラクターの歌と長いセリフということから、アニメをみてもらと一層魅力が伝わるかなと思います!本当に必見です!

また、上記の好きなシーンやセリフの他に、8巻では月面で日々人がダミアンと事故に遭遇してしまいます。緊迫した展開なのでなかなかそこから紹介することはできませんでしたが、次の9巻では月面での話が中心になります。お楽しみに!