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DENON AH-C820を半年近く使用したのでレビュー

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DENONのイヤホン「AH-C820」を購入していつの間にか半年近く経ちました。通勤で毎日使っているわけではないですが、そろそろ新品の状態は脱したかなと思います。

半年近く使っていると、いいところとイマイチなところもなんとなく分かってきますので、今回はそのあたりをレビューしてみたいと思います。

前回の記事ではAH-C820に決めたことを書きました。

iPhoneで使用するおすすめカナル型イヤホン3ついろいろ検討した結果、購入するのは有線のイヤホンにしました。充電が必要であることが一番の懸念事項です。そこで今回は、自分なりに検討した3つの候補から最終的に選んだイヤホンを紹介します。...

どーも、Laurel(ローレル)です。

まあレビューといってもイヤホンには全然詳しくなく、イヤホンの音質のレビューによくあるような

  • 高音域の伸びが良い、とか
  • ドンシャリ系ではない、とか
  • 今まで聞こえなかった音まで聴こえる、とか

こういった「プロっぽい」レビューは残念ながらできませんので、それ以外についてレビューしてみます。いや、ドンシャリじゃないぐらいは分かるか。

イヤホンの音質について詳しく分かる人は、相当いろんな音(音楽)を聴いているんでしょうか。音楽データも全部ロスレスで音響機器もいいものを使っているんでしょうかね。それとも単純に私の耳が悪いのかな。まあ、それは置いといて早速本題にいきます。

AH-C820のレビュー

カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応/デュアルドライバー

外観

私だけかもしれませんが、AH-C820はパッと見ると左右がどちらかが分かりにくいと感じています。「L」と「R」を見ないで装着しようとすると結構な確率で間違えます。笑

ちなみに「R」だけ印刷が剥げてしまいました。ガリガリこすったわけではないのですが。

ケーブルは2つのドライバーにそれぞれ接続しているため、やや太めです。やや太めですが、固くはないので融通が利かないってことはありません。ただし、ケーブル自体の重みで何かの拍子で落ちてしまうことが2、3回ありました。

付属品

付属品はシリコンのイヤーピース、コンプライのイヤーピース、収納ケース、ケーブルを留めるクリップになります。

コンプライのイヤーピースは今回初めて使ったのですが、やわらかいウレタン製なので耳にフィットする付け応えがとてもいい感じです。ただし、やわらかい素材なので耐久性は高くないです。数ヶ月使うともう寿命みたいですね。

一方のシリコンのイヤーピースですが、これは全然ダメでした!コンプライで聴いたあとだからかもしれないですが、ただ音が鳴っているだけというか、音の厚みがないというか、まったく聴けたものではありませんでした。

今までイヤーピースにこだわりなんてなかったのですが、きちんとした音を聴くためにはイヤーピースにも注目しないといけないのだなと気づかせてくれました(大げさでなく)。

収納ケースは使い勝手が悪いので一度使ってやめました。

遮音性

地下鉄の車内や駅のホームなど音の大きい場所だと、iPhone付属のEarPodsではほとんど聞こえずストレスに感じていましたが、AH-C820はカナル型ということもあって外の音は気にならなくなりました。

遮音性は問題ありません。逆に車内放送が聞こえなくて困ることもありました。

音質

これは多くのレビューにあるとおり、AH-C820は低音が心地よく響いてくれます。この記事を書くために久しぶりにクラシックを聴いているのですが、コントラバスの低音はもちろんぼやけずにはっきりと聴こえてくるので迫力があります。オーボエの高音も主張し過ぎず私にはちょうど良く聴こえてきます。

ただし、上記の音質については私個人のバカ耳(って言葉があるのか知らないですけど)の感覚なので、あくまでも参考にしてください。

AH-C820レビューのまとめ

ここまで、AH-C820の外観・付属品・音質について私なりにレビューしてみましたが、総じてプラスの内容となりました。この記事を書いている2019年12月の時点で1万数千円なので、非常にコストパフォーマンスの高いイヤホンだと思いますよ(私が買った時より値下がりしていてちょっとショック!)。

カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応/デュアルドライバー

 

ただし、いい評価だけではただの提灯持ちになってしまうので、イマイチだと感じた箇所を挙げてみます。

AH-C820のデメリット

イヤーピースを別途用意する必要がある

まあこれはデメリットに感じない人もいると思います。標準のイヤーピースがどんなものであっても、自分の耳に合うイヤーピースを購入して付ける人もいるので。

ただ、このAH-C820に関していえば、付属のシリコンのイヤーピースでは(私は)全然聴けたもんではなかったので、買い替える必要があります。大したコストではありませんが、購入後すぐ使いたい場合は同時もしくは事前にイヤーピースを用意する必要があります。

プラグがL字型ではない

AH-C820の唯一にして最大のデメリットが、このプラグがL字型でないという点です!

考え方はイヤーピースと同様で、L字型のアダプターを付ければ問題は解決しますが、やはり余計なコストが発生するのでこれはデメリットと言っていいでしょう。

プラグがL字型でないデメリットとは、スマートフォンやタブレットを横向きにして使用する場合、プラグの長さの分出っ張ってプラグとケーブルの境目が折れ曲がってしまい、断線する可能性が高くなってしまうということです。

あとは単純に出っ張っているので邪魔だってことですね。スマートフォンをポケットに入れた場合、取り出す時に引っかかってしまうことがあります。これも断線の原因になりますね。

リケーブルできない

私個人的にはデメリットではないと思っていますが、AH-C820はリケーブルができません。断線したら終わりなので注意してください。

おそらく、ケーブルにもこだわりがある人はAH-C820は購入しないと思うので、気にしなくてもいいかと思いますが。

まとめ

ということで、AH-C820を半年近く使用したレビューをお伝えしました。

イヤーピースを別途用意して、必要な人はL字型アダプターも購入しないといけないですが、低音域重視で厚みのある音を求める人や予算が15,000円ぐらいまでの人にとって、AH-C820はおすすめできるイヤホンです。

カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応/デュアルドライバー

それから、どーしてもワイヤレスがいいって人には「AH-C820W」というイヤホンもありますので、気になる方はチェックしてみてください。

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