PS4のリモートプレイをiPad Pro(10.5インチ、2017年モデル)でやってみました。感想を一言で言うなら「思っていた以上に快適!」です。
ただし、快適にリモートプレイするには以下で説明するような物品や環境の準備が必要になりますので注意してください。
どーも、Laurel(ローレル)です。
PS4を買ったものの、テレビのあるリビングでゲームするのがなかなか難しいという方はけっこういるのではないかと思います。
私もそんな状況にいる一人ですが、結婚以来プレイしたくてもできない環境になりました。妻もフルタイムで働き、子どもが生まれてからは今まで以上に家事と新たに育児の時間も増え、ゲームする時間はまったく持てません。
今回の記事は、そんな仕事と家事や育児で忙しく、リビングでPS4のゲームをやりたくてもできない方に、快適にリモートプレイを実行してもらいたい内容になっています。
以前、PS4リモートプレイをどの機器でプレイするのか検討した記事を書きましたので、よかったら読んでみてください。
PS4リモートプレイに必要な機器や環境
当たり前ですが、PS4は持っている前提で話を進めますね。私が快適だと考えるリモートプレイに必要なものは以下になります。
- iPad
- DUALSHOCK4
- 「PS Remote Play」アプリ
- Wi-Fi環境
- PS4と無線LANルーターはLANケーブルで接続
- イヤホンまたはヘッドホン
以下、個別に説明します。
iPad
スマートフォンでももちろんリモートプレイは可能ですが、画面が小さいのでiPadをおすすめします。スマートフォンだと細かい絵や文字が見えにくかったり読めなかったり、プレイに支障が出てきます。
実際、iPhone XR(6.1インチ)で「信長の野望 天下創世 PK」のリモートプレイを試してみましたが、表示される文字の大きさがすべて5ミリメートル以下で老眼にはかなり厳しいです。
いや、老眼でなくてもやめた方が無難ですね。プレイはできるが快適ではないといったところでしょうか。
まあ、このゲームは漢字も多く文字も大きくないので最初からスマートフォンでは厳しいと思っていましたが、iPad Pro(10.5インチ)では問題ないレベルです。文字が潰れて読めないということもありませんでした。
DUALSHOCK4
DUALSHOCK4をはじめとするゲーム用コントローラーがなくても、iPhoneやiPadの画面に表示される仮想コントローラーで操作できますが、やはり操作には難があります。
- 横向きにした場合、ゲーム画面に重なって表示されるため、操作により手で画面が隠れてしまう。
- 縦にした場合はゲーム表示領域が小さ過ぎてもはや見えない
特に画面内の情報量が多いゲームについては、コントローラーがあった方が幸せになれます。
それから、DUALSHOCK4はリモートプレイ専用のDUALSHOCK4を別途用意した方がいいですね。何故なら、1台でリモートプレイと通常プレイを使おうとすると、接続先をPS4に切り替える度にいちいち有線でPS4に接続しないといけないので、すごく面倒です。
この面倒な作業に耐えられなかったので、私はすぐにDUALSHOCK4をもうひとつ買いましたよ。リモートプレイ専用のDUALSHOCK4、おすすめです!充電用のケーブルも用意するとさらに快適です。
「PS Remote Play」アプリ
この「PS Remote Play」は必須です!ソニー公式のアプリがある以上、他の選択肢はないと言ってもいいですね。
一応、「R-Play」というアプリもありますが、有料なのでこちらを選ぶ理由はありません(ソニー公式は無料)。
PS4と無線LANルーターはLANケーブルで接続
PS4とルーターを無線で接続している人はあまりいないかと思いますが、遅延を防ぐためにも無線ではなくLANケーブルで接続してください。
イヤホンまたはヘッドホン
私と同じ環境の方の場合、夜間自室でリモートプレイすることが多いかと思いますが、夜間だと大きな音を出せないため迫力ある音を得られません。なので、イヤホンかヘッドホンを付けてプレイすることを強くおすすめします!格段にプレイが楽しくなりますよ。音ってやっぱり重要ですね。
その他
これはプレイに直接関係はないのですが、ほとんどの人は、
リモートプレイ=PS4本体やテレビから離れた場所でプレイ
になりますよね。家の別室なら問題ないですが、外出先からリモートプレイする場合、プレイするゲームがディスク版だと違うゲームをしたくてもディスクを交換できないという問題が発生します。
こうなると、家にいる人にディスクを交換してもらうしかないので、自由に切り替えられるダウンロード版の方がいいですね。ただし、すべてのゲームがダウンロード版に対応しているかは分かりませんので確認が必要です。
ゲームのプレイレビュー
私がプレイするゲームは偏っているのでジャンルが合わない人もいると思いますが、同じ嗜好の方には参考になるかと思います。
ちなみにプレイするジャンルは、
- ロールプレイング
- アドベンチャー
- シミュレーション
になります。どれも常に素早く正確な入力が求められるゲームはないので、iPad Pro(10.5インチ)で遅延はまったく感じられません。
それから、タッチパッドとPSボタンは使えないので、これらを操作する場合は画面内の仮想コントローラーを使用することになります。
また、以下の各ゲームともiPad Pro(10.5インチ)でプレイして見えにくいということはありませんでした。
FINAL FANTASY VII REMAKE DEMO
製品版ではなく今さらの体験版です(笑)。「FF7」は20年ぐらい前に1回しかプレイしていないので、細かい内容はもちろん大まかなストーリーもまったく覚えていません。なので、ほぼ新鮮な感覚でプレイできました。
映像の品質の高さは言うまでもなく素晴らしいですね。もうバトルとかいらないから、そのまま映画にしちゃえば?って思いましたよ。あと、バレットの声が個人的にちょっと合わないかなと感じました。
iPad Proによるリモートプレイでも操作性に特に問題はありませんでした。チュートリアルの説明文がやや小さいのでそれが見にくいぐらいです。ただ、iPhone XRでプレイした際にバトル中に動きがもっさりすることが多少ありました。
早くティファに会いたい!
龍が如く6
「龍が如く」は2005年に発売された第1作からプレイしている大好きなゲームで、OF THE ENDと一番新しい7以外はプレイしています。一番好きなキャラクターは伊達さん。声優が山路さんでやっぱり渋くていい声だなあと思ったことと、刑事なのに何だか憎めないそのキャラがいいんですよね。
まあ、「龍が如く」の魅力は今さら私が発信するまでもないのでリモートプレイのレビューになりますが、随所でバトルが発生するものの遅延は感じられません。快適にバトル(?)できます。
神室町のゲーセンにあるファンタジーゾーンの操作もDUALSHOCK4があれば問題なしです。って、すげ〜懐かしくて一時期こればっかりやってました(笑)。
Detroit:become human
この「Detroit:become human」は一言で言うと選択肢がものすごくたくさんあるアドベンチャーゲームです。雇い主となった人間に従順なアンドロイドが、いろいろなきっかけから自分の意思で行動を起こすようになります。操作するアンドロイドは3人いるのですが、まだ3人が交わる展開にはなっていないのでそれぞれのストーリーを進めている状況です。
このゲームも文字による情報が多いですが、iPad Proで見えにくいということはありません。操作も問題はありません。
信長の野望 天下創世 PK
上でも少し書きましたが、この「信長の野望 天下創世 PK」は表示される文字が小さいのでスマートフォンでのプレイはおすすめしません。かなり見えにくいです。
天下創世は信長が生まれた1934年スタートのシナリオがあるので、マニアック(?)な大名でプレイできますよ。私は海野棟綱でプレイしてます。基本的なプレイ方法がよく分かっていないのですが、ぼちぼちやっていこうと思っています(チュートリアルは見たんですが、まだほとんどのコマンドが解放されていないんです)。
まとめ
ということで、以上が実際に私がリモートプレイでゲームをしてみたレビューになります。
快適にプレイするにはDUALSHOCK4をもうひとつ買った方がいいなど、ある程度の費用がかかってしまいますが、それは必要な投資かと思います。あとはやはり画面は大きい方がいいので、スマートフォンよりタブレットの方が断然快適にプレイできますね。
PS4のリモートプレイを検討している方の参考になれば幸いです。